2021.10.01

高校

高1探究科高大連携授業「問いを立てる・磨く」

2021年10月1日(金)、高校1年7学級の探究の授業で「問いを立てる」という単元におけるワークショップを実施しました。

現在、本校高校1年生は探究科の授業の中で、自分たちで定めたテーマに対する問いを立て、その解決に向けた探究活動を行う、という活動を行っています。この学習の一環で、本来でしたら広島修道大学から講師の先生を招いて学年全体でワークショップを開いていただくところですが、現在のコロナ禍の状況を考え、各授業担当の教員がレクチャーを受け、それを各クラスで展開しています。

高大連携 <教員>学習活動のワークショップの様子

今回は「問いを立てる」、そして「問いを磨く」ということを目的とし、練習として昔話「ももたろう」を題材に各自が疑問に思ったことを問いとして形にし、それを4つのレベル(①事実・定義・基本情報を確かめる、②分析、③仮定、④評価・意見を求める)に区分することから始めました。①②のレベルの問いを作ることは簡単だったようですが、③④のような高次元の問いを立てることに苦戦し、それぞれ頭を悩ませていましたが、グループで考えをまとめ、それをブラッシュアップすることで、高いレベルの問いを立てることができるようになりました。 このようにして「問いを立て」、その「問いを磨く」ことこそが今回の探究学習の目的でした。現在生徒たちは、先日の探究の授業で作成したマインドマップをもとに、自分が興味・関心を持ったものについてグループに分かれて、問いを立て、その解決策を見つけるという活動に入りました。今回の活動がこれからの探究活動の核となり、より深い部分での探究学習につながることを期待しています。

授業の様子