コロナの渦中に始まった今年度。本格的な学校生活のスタートも通常より約2か月後からのスタートとなりました。おかげで、行事予定も大きな変更を余儀なくされました。
遅れてスタートしたようなものなんだからすべてが後ろにずれればいいのにそうもいかない。「時間よ止まれ!!」
早いものでもう１０月の半ば。各大学の推薦入学試験の開始時期がやってきました。2学期中間試験の真っ只中ですが、高校3年生は先生に頼んで面接練習を行っています。
スタディーホールは自習スペースなのですが、少し緊張感が漂っています。回答に対して「それはどうして？」と尋ねられ、回答するとまた「どうして？」と質問。面接官を務める先生もさらに考えを深められるよう奥へ奥へと質問を重ねます。苦しみながらも生徒はそれに応えようとまた考えます。
その意味で面接練習は自分で自分を探究する一番の教材なのかもしれませんね。わかっているようで一番わかっていないのが自分自身。この練習で自分自身の理解が更に深まり、前進の足掛かりとなるよう祈っています。