■表■■外国人児童生徒等教育に携わる教師に「求められる具体的な力」■資質・能力■課題領域■求められる具体的な力■捉える力■育む力■つなぐ力■変える/変わる力■■.教職課程における外国人児童生徒等に関する学びの現状■外国人児童生徒等の教育を担うために必要な資質・能力を育むにあたり,重要な役割を果たすと思われる教職課程の現状を見ていく。■■ ■ ■年の中央教育審議会答申「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」では,「増加する外国人児童生徒等への教育の在り方について」の中で「教員養成段階における学びの場の提供」について言及している。「現在の大学における教員養成課程では,外国人児童生徒等に関する内容は各地域の実情に応じて取り扱われているが,今後,全国的に外国人児童生徒数の増加が予想されることから,教員養成課程における外国人児童生徒等に関する内容の位置付けについて検討を行う必要がある」(中央教育審子どもの実文化間移動と発達の視点から,外国人児童生徒等の状況態の把握■を把握することができる。■社会的背景外国人児童生徒等の背景や将来を,社会的,歴史的文脈の理解■に位置付けることができる。■日本語・教外国人児童生徒等の実態等に応じ,言語教育活動に関す科の力の育る専門的知識に基づいて,日本語・教科の教育を行うこ成■とができる。■異文化間能外国人児童生徒等と周囲の子どもとの相互作用を通し力の涵養■て,双方に異文化間能力を育てることができる。■学校づくり■保護者や地域の関係者と連携・協力して,よりよい支援,教育のための学校体制をつくることができる。■地域づくり■異なる立場の人々と協働しながら,学習環境としての地域づくりをすることができる。■多文化共生社会的正義と公正性を意識し,多文化共生を具現化する社会の実現■ことができる。■教師として外国人児童生徒等に関する教育・支援活動を振り返り,の成長■自己の成長につなげることができる。■出典:日本語教育学会( ■ ■,■■■■■■)一部抜粋■― 10 ―
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