■■今年度,本学の教職課程委員会における体制は,副学長を委員長とした全学組織としての新体制となり,そのもとでの教職課程の円滑な組織運営と充実・改善に向けて舵を切ることとなった。そして,当該体制による,主体的・自律的な教員養成教育の実施に向けて動きはじめた1年間であった。■このような教職課程委員会の設置のもと,これまでは学部・学科等の取組の集約に留まっていた教育実践についても,その枠を超えて,全学の取組として収集・整理を行っていった。そして,収集・整理された教育実践を振り返り,検証することで,本学の教職課程の魅力や成果を全学の取組として再認識することができ,加えて,次年度への改善点を確認できたことは,本学の教職課程運営にとって,今年度の大きな成果であったといえる。■次年度, ■ ■年度は,今年度の改善点を踏まえ,より円滑かつ充実した全学に渡る教職課程運営の実施と,教員養成教育の主体的・自律的な取組が求められる。このような組織運営のもとで,より充実した研究と教育の実践が行われ,その成果が本フォーラムに掲載されることで,この教職フォーラムがより充実していくことを期待したい。■また,今年度より,本フォーラム原稿の紙媒体での公表を廃止し,電子ジャーナルによる本学HPへの公表という形式に変更した。教職課程の新体制とともに,本フォーラムも新しい動きを前向きに受け止め,今後の益々の内容充実に向けて邁進していきたい。■教職課程運営委員会委員長■■■(教職課程委員会副委員長)■玉繁■克明■■編集後記■
元のページ ../index.html#49