やる気スイッチが入ります。そのスイッチが入ると,子どもというのは,すさまじいスピードで成長していくことがあります。特別支援学級という少人数の中で,子どもたちと関わることができているからこそ,一人一人の成長をより身近に感じられている気がします。 皆さんの中には,通常学級の担任を希望している人が多いのではないかと思います。しかし,そんな人にこそ、特別支援学級の経験をしてもらいたいなと思います。特別支援学級で培った力は必ず通常学級でも生かせます。今,私も子どもと接する中で,「1年目に持っていたあの子に掛けたあの言葉はよくなかったな。」「今なら,こんな支援をしていたな。」と思うことがあります。もし,今後,通常学級を持つ機会があれば,やってみたいなと思うことが山ほどあります。これから教育現場に進もうとしている皆さんも,もし特別支援学級を持つ機会があれば進んでチャレンジしてもらいたいなと思います。きっと,皆さんの教員生活の財産となるものをたくさん得られると思います。皆さんと,近い将来,教職の現場で一緒に働けるのを楽しみにしています。最後まで読んでいただきありがとうございました。 ― 46 ―
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