支援している。そのような中での「教職実践演習」のねらいは,教員として職につくために必要と思われる資質や能力を,教員養成校である大学がその目標とするところに到達しているかどうかを確認するものであり,学生にも認識させる科目と解釈されている。そしてそのように「教職実践演習」を運用するために必要なツールとして「教職履修カルテ」を用意することが求められている■)。■本学でも栄養教諭養成課程開設以来,履修カルテを実施している。教職履修カルテは,①■栄養教諭に関連する科目の成績(履修チェック表),②■栄養教諭に関連する自己認識表(自己評価シート),③■栄養教諭への意識・課題発見と課題克服の取り組み(振り返り表)という構成になっている。③の振り返り表は,年次ごとに■■■■(年度初の抱負など)■■■(学びの状況)■■■■■■(振り返り自己評価)■■■■■■■(検討点,気づき)■■■■■■■■■■■(その他活動の申告と評価)■■■■■■■(担当教員による助言)の記入欄があり,■■■■は年度初の■月頃に記入し,■■~■■■■■■■■■■は当該年度の後期終了時~次年度前期初に記述し提出する。それを年度末から年度初にかけて担当教員が読んだうえで内容を検討し,助言指導を数行で書くことになっており,年次ごとに成長を促すような活用を行っている。そして,■年次後期には教職実践演習で活用することにしている。■■本課程のこれまでの修了者は,設置後初めての卒業年次となる ■■■(平成 ■)年度生■名, ■■■(平成■■)年度生■名の計■名であるが,今回の集計は, ■■■年度生の■名分とすることにした。■ ■■■■栄栄養養教教諭諭履履修修カカルルテテ((自自己己評評価価シシーートト))のの諸諸項項目目ととそそのの分分析析方方法法ににつついいてて■■本課程での教職履修カルテの自己評価シート(短答段階評価式)は,栄養教諭養成課程を設置以来大別して 種類あり,そのうちの一つは栄養教諭教職課程履修カルテ[教職に必要な資質能力(教職一般)についての自己評価]であり,もう一つが[教職課程(栄養教諭)履修カルテ(専門職種免許)についての自己評価]である。そのため本学科では栄養教諭の履修カルテは,教職に必要な資質能力(教職一般)についての自己評価シートと教職(栄養教諭:給食の運営管理のため栄養士あるいは管理栄養士免許が必須)に必要な資質能力についての自己評価シートの 種類に分けて学生に学年が終了した時点あるいは新学年度が始まる時点および■年次は教育実習終了後での記入を促している。■― 19 ―
元のページ ../index.html#21