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卒業生(大学院生)による学科紹介

大学院で学ぶ英語英文学科の卒業生が、学科の学びを紹介します。
(※所属等は全て取材当時の情報です)
人文科学研究科英文学専攻 2年
萬田さん

人文学部英語英文学科を卒業。
現在は、大学院の人文科学研究科英文学専攻に所属。
広島県の中学教員(英語)に合格。

入学前はどんな高校生でしたか。また英語英文学科を志望(入学)した理由を教えてください。
高校の頃は、毎日部活に明け暮れていました。英語英文学科を志望したのは、オープンキャンパスがきっかけでした。進路選択の際、恩師のような先生になりたいと思い、色々な大学のオープンキャンパスに参加する中で、広島修道大学のオープンキャンパスに参加しました。その中で英語教育だけでなく、通訳翻訳プログラムや留学などカリキュラムが充実している点に魅力を感じて志望しました。
英語英文学科ではどのようなことを中心に学びましたか。
英語英文学科には、いくつかコースやゼミナールがありますが、私の場合は、英語教育と通訳翻訳を中心に勉強しました。通訳翻訳に関しては、通訳訓練法など基礎的な内容から初め、2年かけてビジネスにおける実務を想定した通訳演習や文学作品の翻訳演習といった実践的な演習に取り組みました。加えてゼミナールで通訳翻訳研究を学ぶことで、理論と実践の両側面から、通訳翻訳に関する理解を深めることができました。
英語英文学科の学びで興味深かったことや楽しかったことを教えてください。
海外での活動が印象に残っています。フィリピン・セブ島のボランティア活動では、貧困層の児童に対する教育支援を行い、アメリカのポートランドでは、街づくりに関わるさまざまな方と交流しました。社会問題の解決に真摯に取り組まれている方々の話は学びになることが多く、そこで得た沢山の知見が、今の自分に大きな影響を与えていると思います。
英語英文学科で身についた力、成長した実感を教えてください。
さまざまなことにチャレンジする中で、試行錯誤しながら壁を乗り越えていく力が身についたと思います。もともと英語が得意な方ではなく、入学当初は苦労することもありました。しかしながら通訳翻訳プログラムやセブでのインターンシップ、イノベーションプログラムなどさまざまなことに挑戦する中で、実践と振り返りを繰り返し、力をつけていくことができました。英語力もそれに伴い向上したと思います。
大学院での研究生活と学んだことを教えてください。
教師になるうえで、さらに専門的な知識をつけたいと思い、大学院に入学しました。昨年は、大学院での研究に加えて、教員採用試験に向けての勉強に取り組み、無事合格することができました。今年度は、6月に学会発表を行うなど、修士論文の執筆に向けて勉学に励んでいるところです。あと半年ほどですが、理論と実践を往還できる教師になるべく、土台となる素地を養っていきたいと思っています。
大学院終了後、社会で実現したいことを教えてください。
大学院卒業後は、理論と実践を往還し、実践と振り返しを繰り返しながら、教員として日々成長していきたいと思っています。大学では、色々なことに挑戦する機会がさまざまありましたが、恩師との授業で鍛えられたことが生きていると感じることが多々ありました。恩師のように、さまざまな局面を切り抜けられる力を持った生徒を育てられる教師になりたいと思っています。
英語英文学科の在学生や進学を考えている方に向けてメッセージをお願いします。
英語英文科では、自分を成長させてくれる挑戦の機会が沢山あります。私も初めは英語が苦手でしたが、色々なことに挑戦する中で、個性豊かな仲間に出会い、ともに支え合いながら大きく成長できたと思います。みなさんの中には、新型コロナウイルス感染症の影響で思い描いていた学校生活を過ごせなくなってしまった方もいると思いますが、今できることをして、明るく前向きに頑張っていきましょう!
(2021年取材)