地域行政学科
Department of Regional Administration
地域行政学科の学び
地域の人や課題に触れ、解決に向けた実践を経験。
1年次からの自治体やNPOでの協働を通じて、多様な課題を抱える地域の持続的発展に向けた方策を学びます。
学びのポイント
- 協働力を高める地域体験による課題発見
- 政治・行政に関する豊富で体系的なカリキュラム
- 課題解決に必要なコミュニケーション力の修得
- 地域の人や課題に触れ
考えるプログラム - 地域体験の機会を豊富に用意。多様な人々との協議を通じて、地域社会の価値と課題を発見・理解するフィールド学習プログラムを実践します。
- 地域体験と
行政・政策の学習をつなぐ - フィールド学習で得た経験や体験を学問的・体系的に整理し、地域の未来を協働してつくる力を修得。政策や行政の場面を想定して、地域社会の課題の解決方策を考えます。
- イノベーションに関する
豊富な科目を用意 - 地域の価値の発見・再発見・創造、地域課題の探求・考察・解決に必要な構想力、実行力を地域の人々と協働して養います。
地域実践力・協働力の養成
学年進行に合わせて、協働して新たな価値を生み出す力を獲得していくことができるように、実習科目を各年次に配置。座学と学外学習(フィールドワーク)を融合し、デザインする力・リーダーシップ力を養成します。
また、全学年を通じた地域実践プログラムを実施します。自治体やNPO法人と連携し、人間力や社会人基礎力といった社会が求めるコンピテンシーを育成します。
取得できる資格・免許
●中学校教諭一種免許状(社会)
●高等学校教諭一種免許状(公民)
●社会教育士
●社会教育主事(任用資格)※1
※1:各資格を取得するためには、1年以上の実務経験が必要です。
予想される進路
●公務員 ●地域で活動する各種法人(NPO・NGOを含む)●協同組合 ●地域活力向上に貢献する民間企業(金融機関、旅行業、コンサルタント、メディア系企業等)●教員(中学校・高等学校)●地方議会議員 ●大学院進学 など
教育内容の流れ
- 1年次
- 4学期制の学習サイクルで学習スキルを身につけ、
学外学習に取り組む - 集中的な学びで政治・行政などの基礎知識を獲得し、体験実践を通じて地域の実情・課題への理解・関心を広げます。
- 2年次
- 地域の諸問題に関心を持ち、政治・行政・政策・法律の専門領域を
広く深く学び、継続して
地域学習に取り組む - 地域の諸問題への関心や将来像に応じて専門領域を中心として幅広い領域を学び、自分の知識を広め、深めていきます。
- 3年次
- 行政・政策などの知識・
理解を広め深めつつ、
地域課題に取り組み
ゼミで自分のテーマを
研究する - より高度で発展的な・政治学・行政学・政策学・法律学の知識や思考力を身につけ、地域プロジェクトで地域課題にさらに取り組み、ゼミナールで興味のあるテーマについて追究していきます。
- 4年次
- 4年間の学びを集約する
- 地域学習で取り組み研究してきたテーマをまとめ、卒業研究や学部・大学院5年プログラムに挑戦します。
ピックアップ・カリキュラム
継続して地域学習に取り組む
2年次は地域の諸問題への関心や将来像に応じて専門領域を中心として幅広い領域を学び、自分の知識を広め、深めていきます。
- 地域行政学科の学修
- 主専攻科目の関連性を意識し、共通教育科目とのバランスを考えて履修計画を立てます。
- 地域学習のすすめ
- 行政担当者や地域の人々と協働し、コミュニケーションを取りながら、地域の直面する問題、現状を理解し、解決のための取り組みを考えるなど、課題解決への意欲を育てます。
- 少人数クラスのすすめ
- 自分で調べたことを報告し、聞き手の理解を促す発表方法を考え、発表内容について質疑し議論することは、卒業後にも活かせるスキルです。
Pick up Study
政治の考え方 篠原 新 准教授
政治学の基本概念を実態と関連させ
具体的に把握します。
権力と支配、リーダーシップ、社会契約、因果関係、政策決定過程といった政治学の概念を、政治の実態と結びつけながら考えていきます。