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2019/11/08【学習支援】LSCワークショップ「問いの立て方」開催報告

LSCワークショップ「問いの立て方」を開催しました

 11月7日(木)に、LSCワークショップ「問いの立て方」を開催しました。今回のワークショップは、学問の要である「問い」について理解し、問いを立て、磨くことを体験して学ぶことを目的としました。
 はじめに、「問い」そのものについて、学んでいきました。ここでは「問い」を「疑問を言語化したもの」と定義し、その条件として疑問文であることを確認しました。そして、数千年前より人類は、問いを立てることにより社会を発展させてきた歴史から、問いを立てることの重要性を認識していきました。さらに、「問い」を立てるヒントとして「着想」にも触れ、さまざまなものに興味を持って、観察し、さまざまな角度から見てみることで、疑問が浮かんでくることを学びました。
 次に、それらを踏まえ、日本昔話「桃太郎」で問いを立てる練習をしていきました。「なぜ、桃は流れてきたのか」「桃太郎のその後は、どうなったのだろうか」「桃太郎は盗人なのではないか」などの問いが生まれました。それから、出てきた問いを4つのレベルに分けて、分析しました。4つのレベル分けは、なかなか手間取っていましたが、自分たちの出した問いを分析することによって、さらに新たな問いを生み、問いを磨くきっかけとなっていました。
 最後に、「貧困」というテーマで3000字のレポートの核となる問いを立て、磨いていきました。学生達は、「先進国の貧困の原因はなにか」「貧困は悪いことなのか」「異常気象が貧困にどのような影響を与えるか」などの問いを立て、桃太郎の練習と同じように、問いをレベル分けしていきました。そして、問いを磨くために、一度それを俯瞰して、出した問いを修正したり、組み合わせて、レポートの核となる問いに磨き上げていきました。学生達からは「先進国における相対的貧困を緩和するにはどのような政策が有効か」「西日本豪雨災害が低所得の若年層にどのような影響を与えたのか」などの問いが出ました。しかし、問いを磨いていくには知識も必要だと痛感しているようでした。

 参加者からは、
「問いを磨く活動で実際にレポートを書いてみたいという気持ちになり、上手に問いを立てられるようになるとレポートを書く意欲が湧くことが分かった」「ビビっときたキーワードが見つかると問いのつながりがどんどん出てきて深めることができる」などの感想が寄せられました。

 次回のLSCワークショップは、2020年1月9日(木)に「試験準備ミニ講座」を開催します。後期試験前に、押さえておきたい論述の基本を学びます。ぜひ、ふるってご参加ください。

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