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2019/11/07【ひろみらセンター】商学科 学術講演会を開催しました

 近年、世界中に観光客が増えたことから世界各地の観光地で観光客に対する批判が起こるようになった。オーバーツーリズム問題は、外国人に対するステレオタイプのイメージがあることも一要因である。外国人観光客が日本に増えた要因には、国の観光政策やLCCの増加、スポーツイベントの開催などによる。オーバーツーリズムは、交通機関の混雑、渋滞、観光客による混雑、ホテル不足、観光客のマナーの悪さなどから、住民が迷惑することである。しかし、かつての日本人も観光マナーが悪かった。オーバーツーリズム対策の海外の事例として、ドイツ、オランダ、ハンガリーなどの料金の値上げや入場者制限が挙げられる。また、フィリピンやバリでは、観光客へのマナー改善の対策をした事例がある。その他、地域住民への迷惑を考慮した東チモールや、混雑回避のためのシドニー、オハイオ州の対策事例もある。講演者Amy Chavez氏は、これらの事例を基に、日本のオーバーツーリズム対策を提言した。具体的には、規制の強化、観光者へのマナー教育、団体の抑制、ツアーガイドの増加、観光税の導入、観光シーズン中の値上げである。
 講演会には、授業の履修生の他、学外からの聴講者も多くあり約200名が参加した。Chavez氏による外国人から見た日本観光や海外の事例、そして具体的なオーバーツーリズム対策への提言が分かり易く、聴講者に非常に好評であった。

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