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2018/11/19【法学部】法曹三者による裁判員制度に関する講演会を開催しました

10月31日、法律学科リーガルマインド養成講座として、法曹三者による裁判員制度に関する講演会を7号館学術ホールにて開催しました。法律学科1年生を中心に200名近くの聴講者がありました。

講師として法曹三者の方々、広島地方裁判所の武林仁美裁判官、広島地方検察庁総務部長の横山繁夫検察官、広島弁護士会の宮崎翔太弁護士をお招きし、それぞれの立場から、裁判員裁判を取り上げて裁判手続や法曹の仕事についてお話をしていただきました。

武林裁判官は、裁判員裁判ではどのような事件を扱うのか、裁判員裁判は通常の裁判とはどのように違うのかなど裁判員制度の仕組みについて、具体的に分かりやすく説明してくださいました。裁判官は裁判員に対してどのように接することを心がけているかといった、裁判官ならではの話も聞くことができました。横山検察官は、検事というと刑事裁判で次々と被告人の罪を立証しているイメージが強いものの、実際には起訴しない事件も多数あること、裁判員裁判になって法律用語を分かりやすくする工夫や証拠に関する書類を絞り込むなどの努力をしていること、被疑者取調べの録音・録画の義務化に向けた運用状況についてなどの話をしていただきました。宮崎弁護士は、裁判員裁判における弁護人の立場について、そして、弁護人の役割・使命を分かりやすく話していただきました。またご自身の経験を踏まえた弁護人という仕事の遣り甲斐についても熱く語ってくださいました。質疑応答では、法曹三者それぞれに向けられた質問がありました。学生達からの率直な質問に丁寧に答えていただきました。

前期に裁判所見学・法廷傍聴を経験している1年生には、法曹三者それぞれの立場から直接語られたお話(質疑応答含む)は、刑事裁判・裁判員制度についてより理解を深めるよい機会になったことと思います。

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