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2018/06/07【学習支援】第63回 LSCドキュメンタリー・アワーを開催しました

「知ろう 語ろう 考えよう! 障害のある人のこと・子どもたちのこと」

良質な映像作品を、先生の解説付きで視聴できるLSCドキュメンタリー・アワー

 第63回は、人文学部の平田香奈子先生による解説を交え、「愛する人がいればこそ~知的障害者の恋愛・結婚・子育て~」を視聴しました。
 映像に先立ち、平田先生は1点の古い写真を提示しました。障害を持った人が、特別支援学校の法制化に反対してデモ行進している写真でした。「専門的な教育が受けられるようになって良かったじゃないか、と周りは考えるかもしれないが、地域の学校に通うという選択肢がなくなることを懸念した本人や家族が抗議をしたケースもあった」という先生の解説がありました。幸せとは何なのか、「良い」と我々が思っていることは本当に良いことなのか、そのようなことを考えさせられる平田先生の問いかけでした。
 映像の中でも、「我々は専門職ですから専門的な知識をもって支援にあたっている。それが障害を持った人たちの幸せになると思っていた。でも、それで幸せになれる人はほんの一部だった」と福祉施設の方が話す場面がありました。知的障害を持つ人たちが太鼓の練習に打ち込み、全国で公演をこなして収入を得て、妻・夫と笑顔で過ごす姿は、幸せとは、外側から押し付けるものでも知識によって理論的に成り立つものでもないことを物語っていました。
 平田先生は毎年撮っているという自身のご家族の写真も提示されました。幸せとは、愛する人がいればこそ、というメッセージが心に響きました。
 参加者からも、「障害のある方の生き生きとした姿を見ることができ興味深かった」、「自分自身の障害者に対する向き合い方を考えさせられた」という声が寄せられ、とても意義深い時間になりました。

 次回のドキュメンタリー・アワーは、7月18日(水)16時30分から協創館まなびホールで行います。健康科学部の藤井文子先生をお招きして開催します。ぜひご参加ください。

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