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2019/07/09【学習支援】第33回 初年次教育セミナーを開催しました

「学生の思考をうながすためのレポート課題の設計」

日時:2019年6月19日(水)15:00~16:30
講師:成瀬 尚志氏(大阪成蹊大学 マネジメント学部 准教授)

 学習支援センターでは、2019年度の初年次教育セミナーの統一テーマを「学生の思考をうながすために」とし、教職員を対象に連続2回のセミナー開催を予定しています。
 6月19日(水)、大阪成蹊大学マネジメント学部准教授の成瀬尚志先生をお招きし、第33回初年次教育セミナーを開催しました。

 本年度の第1回目となる今回は、「学生の思考をうながすためのレポート課題の設計」と題して、学生が創意工夫してレポートに取り組むための論題の設計について考える時間としました。

 前半はまず、なぜ学生はコピペをしてしまうのか、という問題に対して成瀬先生から解説がありました。レポートのコピペ問題は、問われていることに対して学生が何をどうすればいいのか分からないために起こることが、論題の例とともに示されました。したがって、論題を工夫することが重要であると説明されました。

 続いて、参加者でグループワークを行いました。これまでにうまくいった論題とうまくいかなかった論題を出し合い、その要因について検討しました。その中では、うまくいかなかった論題は具体性に欠けるなど、何をどうすることが求められているのかがイメージしにくいものになっていることが指摘されました。

 後半は、改めて成瀬先生から論題の工夫の実際について解説がありました。「対話形式で述べなさい」など特定の操作を求める論題にすれば、学生が創意工夫を働かせることができる、ということが示されました。形式指定型、before-after型、卒論型など、求める操作の分類について、成瀬先生が考案された「レポート論題タキソノミー」に沿って説明されました。

 参加者からは、「最終的には卒論型のレポートが書けるようにしたいから、タキソノミーからその道筋を示せないかと考えた」、「論題タキソノミーを用いた問いのレベル分けを、科目のレベルに対応して活用したい」等の声が寄せられました。(参加者:教員11名、職員5名)

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