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2017/01/06【法学部】国際人セミナーで国境なき医師団日本の方にご講演いただきました

12月13日、2016年度法学部国際政治学科の国際人セミナー を開催しました。講師は国境なき医師団日本、渉外担当シニアオフィサーの堀越芳乃さんです。「国境なき医師団(MSF)と国際社会:フィールドから安保理まで」と題し、お話くださいました。

国境なき医師団は、紛争地や自然災害の被災地などで緊急人道医療支援を行う団体です。講演では、設立経緯や活動の特徴について説明がありました。その上で、昨今深刻化している国際人道法違反、特に、病院等の施設に対する武力攻撃についてアフガニスタンやシリアといった具体的事例を織り交ぜつつ講演していただきました。特に、国境なき医師団が、フィールドで活動することはもちろん、国連安全保障理事会における議論にも参加するなど、緊急人道医療支援を行う上で多面的な取り組みをしている様子がよく分かりました。さらに、堀越さんご自身が人道支援をはじめとする国際活動に従事してこられたご経験についてもお話を伺いました。

今回のセミナーは「国際機構論Ⅱ」で実施しました。参加者からは「国境なき医師団と国連や地域機構といった他の組織との連携はどの程度行うのか」「国境なき医師団が活動する際に現地のアクターへ活動の方針や内容を伝える際はどのように行うのか」「堀越さんにとってもっとも印象に残っている活動地はどこか」「日本にいる私たち、とくに大学生にできることは何か」など、様々な質問が出ました。講演終了後のアンケートでは、「緊急人道医療支援の現状と課題について知ることができとても有意義だった」といった声が寄せられ、非常に充実したセミナーとなりました。

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