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2016/10/18【法学部】創設40周年事業として著作権法に関する講演会を開催しました

テーマ「キャラクターフィギアの保護と著作権法」

2016年10月13日(木)2時限に5304教室において、法学部創設40周年事業の一つとして、甲南大学法科大学院・板倉集一教授(本学法学部2期生)による講演会「キャラクターフィギュアの保護と著作権法」を開催しました。この講演会は、法律学科の特別講義A(企業活動とコンプライアンス)の授業を公開して開催したもので、およそ30名の聴講者がありました。

講演では、お菓子のオマケとして販売されたフィギュアや有名な物語の挿絵をフィギュア化したものなど、学生が子供時代に経験してきた数々の身近なモチーフを用いて、著作権というものの考え方、実際の訴訟においてどのような造形商品が著作権の客体として保護に値すると考えられてきたのか、を講じられました。さらに、欧米において最近、著作権概念の根本的な変化が生じたこと、これがわが国の裁判にも影響を及ぼしつつある現状を詳しく紹介されました。そして、現在国会で議論の俎上に載せられているTPP法案による著作権法改正問題が、アニメやゲーム等の日本の文化や産業に与えるであろう影響に言及され、ゆたかな文化の創造に向けて、日本文化に適合した独自性をもつ著作権法を考えることの重要性を説かれました。

法律学科の学生は現在、企業のコンプライアンスについて基礎的な勉強をしていますが、著作権法もまた企業活動に深く関わる法律です。普段の授業とは異なる視点で勉強する意義深い機会となりました。

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