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2016/06/23【学習支援】第56回LSCドキュメンタリー・アワーを開催しました

勝つことよりも大事なことがある — 高校教師 大瀧雅良の仕事

 良質な映像作品を、解説付きで視聴できるLSCドキュメンタリー・アワー。

 第56回は、法学部の森河亮教授による解説を交えながら、NHKのTV番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」を上映しました。サッカー日本代表の小野伸二や川口能活らを育てた名指導者として知られる静岡・清水商業高校教諭の大瀧雅良。選手の才能を伸ばすその秘密は、単なるサッカーの指導ではなく、「人としての生き方」を教える大瀧ならではの流儀にあります。「答えは自分で考えろ」、「衝突を恐れるな」、生徒に真剣勝負で向き合うグラウンドの大瀧に密着し、30年間の教師生活で13人もの日本代表を育てた「スケールの大きな人材を育てる流儀」に迫りました。 

 ドキュメンタリー上映後、サッカーを通じた人間関係、コミュニケーションについて考えました。森河先生は平和なチームとは、「違いを受け入れ、それをポジティブに変えるメンタリティを持っている、それが真の平和なチームである」とし、そのためには、生徒に主体的に考えさせて、「お互いを尊重するが、チームが成長につながる厳しい発言をするクリティカル・フレンド」を育てなければならないと話されました。そして、常に謙虚である姿勢が大切であると、大瀧先生の言動に触れながら、その重要性を強調されました。

 参加者からは、●ドキュメンタリー映像も森河先生の解説もとても興味深くあっという間の1時間半でした。●直接教えたほうが生徒にもすぐに伝わって楽かもしれないが、徹底して自分で考えさせて、そして自分のものにさせる大瀧先生に生徒への愛を感じました。●プロフェッショナルという映像を見た上で先生の意見、考えを基に映像の解説をしていただいたのが特に興味深く、先生自身の考えにも触れることのできる貴重な機会となりました。●違いを受け入れることが大事だということはわかったが、どうしてもプライドや相手の言い方によって受け入れるときが難しいときがある。そのときどうすればいいのか詳しく話してほしかった。●スポーツの話を通して、人間関係やチームワーク、社会、コミュニケーションなどいろんなことを考えました。●自分の育成に関する考えも変わった良い機会になりました。といった多くのコメントが寄せられました。
 
 さて、次回のドキュメンタリー・アワーは10月27日(木)16:30から協創館(8号館)1F まなびホールで開催予定です。どうぞお気軽にご参加ください。

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