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2015/12/23【学習支援】ワークショップ「コミュニケーションスキルアップ(3)」の開催報告

学習支援センター・ワークショップ「コミュニケーションスキルアップ(3)」を開催しました

 学習支援センターでは、大学での学びだけでなく、社会に出てからも必要とされる「コミュニケーション能力」を鍛える全3回の「コミュニケーションスキルアップ」を開催しています。第3回目となる12月11日(金)は【ジャンプ編—学習ゲームで話し合いの達人になろう】を開催しました。
 この講座のねらいは、実践的なトレーニングを通して「よい聞き方」を発見し、自らのコミュニケーションに役立てようとすることです。

 まず、ウォーミング・アップとして3人グループで「すごろくトーキング」を体験しました。サイコロの出た目の数だけコマを進めていくと、「心に残っている本」や「やりたい職業」、「幸福とは?」などのトピックが書かれています。聞き手は、話し手が話しやすいような雰囲気をつくり、会話を引き出すような聞き方を心がけます。体験後のシェアリングでは、「たくさん質問してくれたので話しやすかった」という感想が聞かれた一方で、「もっと突っ込んでほしかった」という意見も出ました。

 次に、「リフレーミング」というワークを体験しました。心の習慣や考え方の枠組みを取り替えること、広げることは容易なことではありません。今回のワークショップでは、自分の短所をワークシートに5つ書き、そのシート(匿名)を参加者で回して「長所」に変換していきました。
 たとえば、「物事を深く考えすぎてしまう」は「周りをよく見ている、慎重」といった具合です。体験後のシェアリングでは、「自分自身について客観的に見ることができて気持が軽くなった」、「目からうろこでした」、「ポジティブ・リフレーミング、とても気持ちよかったです」といった感想が聞かれました。

 最後に、3人グループで「NASA探検」という学習ゲームに取り組みました。これは、ディベートなどの「対立型」とは違い、多数決などの安易な手段をとらずに徹底的に話し合うことで、ひとつの結論を導く「合意形成型」の難しさを体感するワークです。宇宙船の故障により遭難しかけた乗組員が、全員助かるために、どの備品をもっていくとよいか、その優先順位を考えるという設定です。終了後、参加者からは「ディスカッションを進めていくうえで、少数意見をどう取り入れるかに難しさを感じた」、「納得と説得は違うということが改めてわかった」、「主張と協調性のバランスが難しい」という指摘がありました。

 コミュニケーションスキルアップに終わりはありません。多くの学生が、日常のあらゆる場面で、人と触れ合う時間を大切にしようとする気持ちをもってくれることを願っています。

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