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2015/12/09【法学部】アーサー・ビナードさんの講演会を開催しました

2015年12月8日、法学部国際政治学科は広島在住の詩人、アーサー・ビナードさんを講師に迎えて「国際人セミナー」を開催しました。ビナードさんは米ミシガン州出身。1990年以来、日本に滞在し、日本語で詩を書くほか、エッセイスト、ラジオ・パーソナリティとしても幅広く活動。これまでに中原中也賞、講談社エッセイ賞、広島文化賞などを受賞されています。
ビナードさんは、英米文学研究からイタリア語を経て日本語にたどりついた、自身の学生時代を回想しながら、「言葉というものはレンズ。違ったレンズを通して見ると、視野が広がり、世界や物事が違って見えることが分かりました」と、母語以外の言語を習得することの意義を強調されました。
ビナードさんはまた、最近米国で起きた銃乱射事件を引きながら、米国の「銃社会」の現状を紹介。米憲法は国民に銃所持の権利を認めているが、建国時と現在では武器のレベルが全く異なり、憲法を根拠に銃を流通させるのは兵器産業を利するだけと指摘されました。さらに、日本がこのほど、武器輸出を開始したことに触れて、憲法9条による歯止めが失われつつあると懸念を表明されました。
講演には約150人の学生が参加し、刺激に満ちたビナードさんのお話しに熱心に耳を傾けました。

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