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2015/11/24【学習支援】ワークショップ「文章上達への道(2)」の開催報告

学習支援センター・ワークショップ「文章上達への道(2)」を開催しました

 学習支援センターでは、大学での学びに必要とされる「書く力」のスキルアップを目指す「文章上達への道」を開催しています。第2回目となる11月19日(木)は【応用編-絵を並べ替えてストーリーを組み立てよう!】を開催しました。
 この講座のねらいは、絵図の解釈に基づいて論理展開を意識しながら文章を書く力を学ぶことです。

 まずは、ウォーミングアップとしてマグリットの絵画を2枚提示し、それぞれの絵から受けるイメージを言葉にするワークを行いました。マグリットは、20世紀美術に重要な影響を与えたシュルレアリスムを代表する画家であり、「言葉とイメージ」の問題を追求した画家としても有名です。
 創造的な読み書きのためには、①「変換」②「要素関連づけ」③「外挿」の3つの解釈戦略があります。絵に鳩や雲、青い空が描かれていれば、「平和」や「自由」といった言葉を思い浮かべるかもしれません。しかし、同じ絵でもその下に暗い海や漆黒の闇が背景になっていれば、先ほどとは逆のイメージが浮かび上がるでしょう。このようにさまざまな要素を関連づけながら読み解いていきます。

 前半は、4コマ漫画を使って「オチ」の部分を推測するワークを通して「起承転結」・「起承束結」の論理展開を学びました。「起承束結」とは、「はじめ・なか・まとめ・むすび」の四段階の文章構成で、小論文やレポートにも活用できる基本的な構成パターンです。
 後半は、ガブリエル・バンサンの絵本の中から3枚の絵を読み解き、自由に並べ替えて物語を創作する活動を行いました。

 終了後、参加者からは「2回のワークショップを通して、絵からイメージを膨らませて文章を書くということの難しさと楽しさがわかりました。いきなり絵を見て書くというのは、途方もなく難しいように思うけれど、構成や3つの解釈戦略を意識して書くと、こんなにもスラスラと書けるようになるんだと思い、とても嬉しくなりました。」、「自分と同年代の人が書く文章を読む機会が普段ないので大変刺激を受けた。」などの感想が寄せられました。

 「書く力」を鍛える全2回の「文章上達への道」はこの回で終了し、次回は「話す・聞く力」を鍛える「コミュニーションスキルアップ」を開催します。①「聞き上手になろう」②「質問力を高めよう」③「話し合いの達人になろう」の全3回ワークショップとなっていますので、興味のある回にぜひご参加ください。

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