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2015/07/13【法学部】「生存権裁判について」の講演会を開催しました (法律学科リーガルマインド養成講座)

講演会の様子

7月8日(水)3時限目に、法律学科リーガルマインド養成講座講演会を7号館学術ホールにて開催しました。この講演会は、法律基礎A(判例学習入門)の授業の一環として実施し、受講者ほか260名ほどが参加しました。

法律基礎A(判例学習入門)は、主に法律学科新入生向けに開講されており、法学部で何をどうやって学べばよいのか、裁判手続はどのように進んでいくのか、そこで、弁護士はどのような仕事をするのか、あるいは判例をなぜ読む必要があるのか、どう読めばよいのか、といったことについて勉強しています。

今回のテーマは生存権についてです。弁護士の戸田慶吾先生をお招きして、「生存権裁判について」というテーマで講演をしていただきました。講演では、生存権を勉強する際には必ず勉強することになる朝日訴訟と堀木訴訟の二つの事件について、映像を見ながら、「人が人らしく生きる」とはどういうことなのか、憲法25条の「健康で文化的な最低限度の生活」とはどんな生活なのか、ということについてお話を伺いました。これに続いて、戸田先生が原告ら訴訟代理人として携わった老齢加算廃止訴訟(生存権訴訟)と生活保護費基準引き下げ違憲訴訟(新生存権訴訟)において、弁護士としてどのような仕事をしてきたかについて、丁寧にわかりやすく説明していただきました。最後に、生活保護費基準引き下げ違憲訴訟で問題となっている、生活保護費の切り下げは、わたしたちにとっての最後の最後のセーフティーネットを崩壊させてしまう危険があるというお話があり、学生も真剣に聞いていました。

※講師の戸田慶吾先生は、本学法学部を卒業後、弁護士(広島弁護士会、ひかり総合法律事務所所属)
として活躍されており、本学法科大学院創設時から現在まで、本学教員として、
法曹を目指す院生・法務研修生の指導にあたられています。

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