ニュース

2015/07/06【学習支援】第48回LSCドキュメンタリー・アワーを開催しました

時代にあらがう、信念の金融 —ファンドマネージャー新井和宏の「仕事の流儀」—

 良質な映像作品を、解説付きで視聴できるLSCドキュメンタリー・アワー。 
 第48回は、「時代にあらがう、信念の金融」をテーマに、商学部の菅原智先生による解説を交えながら、「第263回NHKプロフェッショナル仕事の流儀 —ファンドマネージャー新井和宏の『仕事の流儀』—」を上映しました。

 「ファンドマネージャー」と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?という問いかけからスタートした、今回のドキュメンタリー・アワー。学生たちから「運用」、「投資」、「利益」といったお金に関わる言葉が挙げられる中、映像と菅原先生の巧みな解説が交互に展開され、当初の学生たちの「ファンドマネージャー」に対するイメージは次々と変容していきます。
 新井氏は儲かる会社ではなく、社会的に意義のある事業をしている複数の会社へ、均等に分散投資します。均等に投資することによって、大きな損失を被る危険性を回避するためです。新井氏は億単位・兆単位の投資を任される敏腕ファンドマネージャーとして活躍するものの、ミスが許されない重責からストレス性の難病に倒れ、仕事の継続が危ぶまれます。そんな中、一冊の本との出会いが新井氏の価値観を大きく揺さぶりました。その本には、業績不振でも賃金カットを行わなかった会社や障がい者を積極的に採用する会社が紹介されていました。金融のあるべき姿は、このような会社を裏から支えることで豊かな日本の未来を作ることにある—そう気づいた新井氏は友人と会社を立ち上げ、「志ある会社を支える」という信念のもと投資活動を始めて、現在267人から3億741万円もの投資金額を集めています。
 映像を追うごとに、社会における金融の役割を参加者全員で考えました。最後に菅原先生は、「みなさんに、少しでも金融に対して人間味や身近さを感じてもらえたらうれしい」と締めくくりました。
 参加者からは、「投資と聞くと、損得で考えるというイメージがありましたが、今回のドキュメンタリーを見て、そのイメージががらりと変わりました」、「『みんなが幸せ』をモットーに働いている姿は素敵でした」、「金融などは普段の生活と全く無縁でしたが、先生の説明も楽しく分かりやすく聞くことができ、とても有意義な時間となりました」といったコメントが寄せられました。

 さて、次回のドキュメンタリー・アワーは7月16日(木)の16:30から協創館(8号館)1階まなびホ ールで開催する予定です。どうぞお気軽にご参加ください。

ニュース