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2015/04/30【法学部】法律学科リーガルマインド養成講座講演会を開催しました

講演会の様子

4月22日(水)3時限目に、法律学科リーガルマインド養成講座講演会を7号館学術ホールにて開催しました。この講演会は、法律基礎A(判例学習入門)の授業の一環として実施し、受講者ほか260名ほどが参加しました。

法律基礎A(判例学習入門)は、主に法律学科新入生向けに開講されており、法学部で何をどうやって学べばよいのか、裁判手続はどのように進んでいくのか、そこで、弁護士はどのような仕事をするのか、あるいは判例をなぜ読む必要があるのか、どう読めばよいのか、といったことについて勉強しています。

今回のテーマは選挙訴訟です。岩西廣典弁護士をお招きして、衆議院総選挙無効訴訟について講演していただきました。岩西先生は、広島高裁に、2012年12月16日に投開票された衆議院総選挙の選挙無効訴訟を提起した原告の一人でした。訴状の作成にはじまり、広島高裁に訴訟を提起し、選挙無効を勝ち取ったものの、違憲無効ではなく「違憲状態」に終わった最高裁判決に至るまでの経緯を、先生ご自身の経験をもとに紹介されました。選挙無効訴訟はいきなり高等裁判所に提起しなければならないなど、新入生の皆さんが知っている裁判手続とは異なっています。憲法が保障する一人一票の原則を実現するために、現行の一人別枠方式でよいのか、それともヘアー方式=最大剰余法やアダムス方式がよいのかなど、いろいろ難しい用語が出てきましたが、岩西先生は、これらの用語や仕組みを丁寧に、かつ、わかりやすく説明していただき、学生から多くの質問や意見が出されました。

※講師の岩西廣典先生は、本学法科大学院創設時から現在まで、
本学教員として法曹を目指す院生・法務研修生の指導にあたられています。

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