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2014/07/22【ひろみら】第1回人間環境学部学術講演会を開催しました

 7月16日(水)、ピエール&マリー・キュリー大学(パリ第6大学)のMarie-Christine Mauel(マリークリスティーヌ モレル)教授をお招きして、「The Origins of Life: historical and Scientific Accounts」と題した人間環境学部学術講演会を開催しました。本講演会は、「総合教養講義a宇宙と環境科学」(川村邦男教授担当)の授業の一環として行われたものです。

 生命がなぜこの宇宙に存在するのか、我々自身はどこから来たのかを考えることは、自然科学だけではなく哲学などの人文科学や社会科学の観点からも非常に重要な課題です。最初に、古代哲学者のアリストテレスや中世に天動説を唱えたコペルニクスなどに遡りながら、この問いかけについて歴史的経緯を解説いただきました。また、20世紀に入ってからの実験室における生命創製実験、火星探査の話、2重らせんDNA構造の発見やそれに続く分子生物学の発展へと、講演を展開されました。最後は、先生ご自身が行っているRNAワールド仮説とウイロイドの最新成果と生命起源のシナリオを解説し、講演は締めくくられました。要所ごとに、科学者や哲学者の残した教訓も教えていただきました。終了後、学生から複数の種が組み合わさって新しい種ができることがあるかどうかなどについて質問があり、とても重要ですばらしい質問であるとお褒めをいただきました。

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