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2014/07/09【学習支援】第40回LSCドキュメンタリー・アワーを開催しました

 引き裂かれる祖国で ~ウクライナ・独立広場の若者たち~

 良質な映像作品を、解説付きで視聴できるLSCドキュメンタリー・アワー。 
 
 第40回は、法学部の笹岡伸矢先生による解説を交えながら、「引き裂かれる祖国で ~ウクライナ・独立広場の若者たち~」を上映しました。
 2013年から2014年にかけての主なウクライナ問題としては、「ヤヌコヴィッチ政権の崩壊」、「ロシアによるクリミア併合」、「東部親露派勢力の分離活動」が挙げられます。ドキュメンタリー上映前に、笹岡先生は、ウクライナという国の概要、東西の対立構造、20世紀以降の国家の変遷に触れつつ、ヤヌコヴィッチ政権の崩壊に至る経緯を説明されました。
 今回のドキュメンタリーは、首都キエフの「独立広場」が舞台でした。この場所は、政権崩壊のきっかけともなったデモが行われた場所でもあります。前政権崩壊後も、多くの若者がこの独立広場に残り、自警団として活動しています。ヤヌコヴィッチの退陣後、ウクライナは、東のロシアと西のEU・アメリカとの間で二分され、新たな混乱が生まれました。東西の対立により政治・文化の亀裂が生じ、家族や友人と引き裂かれ、故郷に還ることのできなくなった自警団の若者たちが、治安を守ろうと活動する様子はとても印象的でした。
 参加者からは、「戦争は遠いところの話だと思っていたが、私達は目をそらしているだけで、今も現実に人が死んでいるのだと実感した」、「ニュースだけでは良く分からないままだったが、今回、先生の解説を聞いて問題の背景が良く分かった」、「一つの国の中で家族や故郷が分断されていく様子に恐ろしさを感じた」などといった感想が寄せられました。

 さて、次回のドキュメンタリー・アワーは9月25日(木)に開催予定です。どうぞお気軽にご参加ください。

 
 

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