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2014/06/20【法学部】第2回法学部研究会が開催されました

2014年6月19日14時50分から、7号館共同研究室において、第2回法学部研究会を開催しました。田坂晶准教授から「刑法における治療行為の正当化と患者の同意」というテーマで報告がありました。治療行為は、私たちが日常生活を送るにあたっては避けて通ることのできない必要性の高いものですが、その反面、身体や生命を侵害する危険性もはらんでいます。本報告では、ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国での議論を紹介しつつ、患者の身体への侵害をともなう治療行為が正当化されるのか、という根拠および正当化されるための要件を検討したうえで、今日、医療の現場において要求されている「患者の同意」の法的性質について考察を加えました。さらに、患者が治療行為に対して同意能力を有さないケースについて検討する際に解決すべき問題点が指摘されました。

報告後、参加者から、安楽死や尊厳死をめぐる問題、臓器移植におけるドナーの同意の刑法上の位置づけ、患者本人と患者の家族との間で治療行為に対する意見が分かれている場合などの問題などを明らかにする必要性が指摘され、活発な議論が交わされました。

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