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2014/01/23【学長室総合企画課】ひろしま菓子博2013スイーツレディとして活躍しました

インタビュー:小林 夢恵(こばやし ゆめ)さん

法学部国際政治学科3年(広島市立安佐北高校出身)

2013年4月19日~5月12日、旧広島市民球場跡地および広島県立総合体育館周辺にて、「ひろしま菓子博2013」が開催されました。菓子博こと、「全国菓子大博覧会」は、お菓子の歴史と文化を伝えるとともに、菓子業界や産業の振興と地域の活性化を図るため、ほぼ4年に1度、全国各地で開催されている日本最大のお菓子の祭典です。
大正10年(1921年)に、当時の広島県立商品陳列所(現在の原爆ドーム)で開催された「第4回全国菓子飴大品評会」以来、92年ぶりの広島での開催となった今回の「ひろしま菓子博2013」で、スイーツレディとして活躍した小林夢恵さんをピックアップします!

Q1.スイーツレディの仕事を教えてください。

私は、2012年4月から2013年6月まで、「ひろしま菓子博スイーツレディ」として活動しました。
菓子博が開幕するまでの約1年間は、広島ガス展やイオンモールキャラバンなど、広島県内のイベントに加え、全国主要都市で菓子博のPRをしました。私は、福岡県、岡山県、大阪府へ行きましたが、まだまだ認知度が低かったので、菓子博の概要とあわせて、広島の観光地や特産物なども広報しました。また、広島県内にあるお菓子屋さんを数件視察し、瀬戸内レモンを代表とする広島らしい食材を使って作られたお菓子をブログで紹介しました。
菓子博が開幕してからは、来場された方々のお出迎えやステージでの司会のほかに、新聞社やテレビ局などマスコミ関係者に同行し、会場のご案内をすることもありました。

Q2.なぜスイーツレディになりたいと思ったのですか?

幼い頃からクラシックバレエを習っていた私は、中学3年生から宝塚音楽学校を目指していましたが、残念ながら結果は実りませんでした。大学進学後も、舞台での歌や踊りに関心が強かったので、スイーツレディの募集広告が目に留まりました。ある日、母から「ぜひやってみたら」と背中を押され、挑戦することにしました。選考を通過し、10名のスイーツレディのひとりとして採用されたときは、期待80%、不安20%でしたね。スイーツレディの最年長は28歳、最年少だった私は19歳。そして、菓子博を中心となって動かす実行委員の方々は、私の親世代でした。これまで、年の離れた方々と一緒に仕事をしたことがなかったので、最年少の私に何ができるのか不安でした。一方では、ステージに立てる喜びに期待を膨らませていましたね。

Q3.特に積極的に取り組んだことを教えてください。

クラシックバレエのおかげで、ステージに立つことにはあまり抵抗がありませんでした。ただ、大勢の前で話すことに苦手意識があったので、まず話す技術を磨くことに専念しました。特に、イントネーションやアクセントは、自分が強く意識しないと、広島の方言に近くなってしまいます。先生から教わったのは、「聞いてもらえるような話し方」でした。私は早口だと指摘を受けたので、特に伝えたい部分は、台本に線を引き、強弱をつけながら話すよう工夫しました。もちろん、大学に通いながらだったので、深夜1~2時まで練習したこともあります。

Q4.うれしかったことは何ですか?

私は、歌や踊りが好きなので、実行委員の方々に「スイーツレディで菓子博の公式ダンスを踊りたい」と提案しました。公式ダンスは、もともと広島のローカルアイドルが踊っていたので、スイーツレディが踊る予定はなかったのですが、来場者の皆さまの前でお披露目できるようになるまで、毎日猛特訓しました。特訓の甲斐あって、ステージでダンスを踊る許可をいただいたときは、本当に達成感がありましたね。決められた仕事、決められた台詞だけではなく、自分の提案で来場者の皆さまが喜んでくださったことが、とてもうれしかったです。

Q5.菓子博を通して、どんなことが勉強になりましたか?

まず、広島に対する思いが強くなりましたね。自分が生まれ育った街でありながら、意外と広島についてあまり知らないことに気が付きました。最初は、「菓子博だけPRすればいいんだ」と思っていましたが、広島の歴史や文化を勉強するにつれ、「県外の人に、また広島に来たいと思ってもらいたい」という気持ちに変わっていました。今では、広島県民として、とても誇りを持っています。
また、スイーツレディを通して、新しい自分を発見しました。それは、自分が見たこと、感じたことを、自分の言葉で人に伝えることが好きだということです。「伝えること」は、誤解を招いたり、こちらの意図がうまく伝わらなかったりすることもあるので、決して簡単なことではありません。でも、私はこれに挑戦したいと思っています。
大学3年生も終わりに近づき、いよいよ就職活動が始まりましたが、私は今回の経験を活かして、人に伝える仕事に就きたいと思っています。

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