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修了生インタビュー(石井誠一郎先生)

「一人ひとりに感謝し、地域の方に愛される弁護士に」

■法曹を目指された理由を教えてください。

簡潔に言えば、法に関わる仕事の魅力に出会ってしまったからです。大学で法学を学んでいた時は、法曹の道を目指すことなく、一般企業に就職しました。業務の中で、営業規程など社内のルールづくりを任され、弁護士とともに仕事をする機会に恵まれ、さまざまな議論を通して、ルールをつくり守ることは、社員一人ひとりを守ることにつながっていることを実感しました。それ以来「法を通して人を守る、人の役に立つ」弁護士の仕事に興味や憧れを抱くようになりました。

■なぜ本学法科大学院を選ばれたのですか。

興味から法曹について調べていた時期、法科大学院制度が導入されることを知り、弁護士を目指すことを決意しました。大学を卒業してから長い年月が過ぎていたので、法科大学院選びにはかなり力を入れました。パンフレットなどで各校を検討し、その中で選んだのが広島修道大学法科大学院でした。小規模校にもかかわらず、講義室や演習室、模擬法廷、さらに、院生全員の席が確保された自習室や法律関係資料が揃う図書館など、充実した施設が整っていることに惹かれました。この恵まれた環境の中、少人数で学べば…。司法試験に合格するイメージが他のどの法科大学院より脳裡に浮かびました。実際にキャンパスに訪れた際に感じた印象も良く、自然に囲まれたこの環境なら「勉強に専念できる」と感じたことを覚えています。

■本学法科大学院での学びの中で、今に活かされていることはありますか。

安定した生活を捨てて、新たな道を歩み始めることに正直不安はありました。しかし、今振りかえってみれば、想像以上に内容の濃い学生生活を過ごせたと思います。一番印象に残っているのは図書館ですね。地下1階にある資料室に潜り込んでは豊富な資料で調べものをしたものです。この経験で膨大な資料の中から必要な情報を調べだすコツを身につけることができ、今の仕事に大いに役立っています。先生方にも本当にお世話になりました。指導方法や学生との関わり方など親身かつ丁寧でとても熱意のある先生方ばかりです。第1期生ということもあり、先生と学生が一緒になって歴史をつくっていくという一体感もありました。弁護士や判事の方に直接指導していただける授業も多く、すばらしい出会いに恵まれました。一人ひとりにあわせて的確にサポートしてくれる本学法科大学院を選んで正解だったと実感しています。

■弁護士として着任されてから、今日までの感想をお聞かせください。

縁あって、法科大学院でお世話になった先生方がいる法律事務所に着任することになりました。教授と学生、教え教えられる関係から、まだまだ未熟ですが同じ職場で働くパートナーとして仕事ができていることに喜びを感じています。就任初日から、訴状の作成を5件も任せていただいたのにはびっくりしました。その一方で、仕事を任せてもらえる喜びでやる気が湧いてきましたね。今後の裁判を左右する大事な書類ですからミスは許されません。在学中に学んだことを活かしながら、また、先輩弁護士に相談しながら何とかやりとげました。もちろんすべて一人ですすめるわけではありませんが、現在は一般民事の案件を30件ぐらいかかえています。「石井先生お願いします」と頼りにされることで「何とかしてあげたい」と気持ちが奮い立ちますし、「ありがとうございます」の言葉に励まされたりもします。人に必要とされる、人の役に立てるこの仕事に誇りをもって、これからも一日一日成長していきたいですね。

■今後の抱負をお聞かせください。

司法試験に合格できたのも、今の事務所で仕事ができているのも私一人の力で成しとげられたことではありません。本学法科大学院の教授やスタッフの方々、そしてともに切磋琢磨した仲間たち、たくさんの人たちの助けがあってこその今です。私自身、「地域社会の発展に貢献する法曹の養成」という教育理念のもとに学んだ一人として、地域の方に愛される弁護士になりたいと思っています。また今後は、本学法科大学院を卒業した法曹からなる『修法会』などを通して、私たちに続く後輩の育成にも貢献していくつもりです。後輩のみなさんとともに働ける日が来ることを楽しみにしています。

(2009年3月 ひかり総合法律事務所にて)

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