大学広報
University Public Relations

活躍するOB・OG

列車の運行を守り、お客さまを目的地へ。
神谷 直輝
法学部 法律学科 2014年卒業
九州旅客鉄道株式会社
佐賀工務センター

地域の方々との信頼関係を守り、安全かつ時刻通りの運行を実現していく。

レールだけを見ていては、使命を果たせない。

早朝から深夜まで、毎日たくさんの人々が利用される鉄道。お客さまを安全かつ確実に目的地へお連れするには、点検や整備などのさまざまな業務が欠かせません。私は主に点検をはじめとするレールの管理を担当しています。レールは日々、風雨や温度変化、列車の走行による衝撃などにさらされており、へこんだり歪んだりすることがあります。このような異常を見逃さず、速やかに補修作業を手配し、安全な運行を守ることが私の使命です。業務内容からはレールだけ見ておけばいい仕事と感じるかもしれませんが、地域の皆さまとの信頼を強くし、良好な関係を守り続けることも、私の重要な役割の1つです。なぜなら、沿線に住む方々のご理解・ご協力がなければ、列車の運行は実現できないからです。業務を行う際には、補修作業の騒音を極力抑えるために工程を工夫したり、線路内に生える木の枝が住民の方の敷地に入っていたら剪定をしたり、日頃から近隣住民の皆さまへの配慮を心がけています。時には、住民の方からご意見やご要望をいただくこともあるので、可能な限りお応えしつつ列車の運行を支えていきたいと考えています。毎日、始発列車から最終列車まで無事に運行できるとほっとしますし、地域のために自分の使命を果たせたのかなと、やりがいを感じます。

いま以上に、社会に貢献していくために。

非常に多くの方々に影響を及ぼす仕事なので、責任感を持ち、一つひとつの業務を丁寧に確実に完了することが重要だと考えています。今後の目標は、仕事の質をさらに高め、自分が担う役割の幅を広げていくこと。いま考えていることは、大きく2つあります。1つは自分が間に立って若手社員とベテラン社員をつなぐこと。経験や能力、技術力の差が、仕事に対する考え方や意見の違いを生むと思うので、部署内のコミュニケーションを促進し、お互いをより深く理解し合える環境をつくりたいと考えています。大学時代にサークルの部員を増やしたり、上級生と下級生の交流を促したりしてきた経験を活かし、職場でも自分が起点となってより良い状況に変えていきたいと思っています。2つ目は、業務内容の改善点を見つけ、会社全体の仕事の質を高めることです。現在の業務内容は長年継承されてきたものであり、もっと良い方法や効率的なやり方がきっとあるはずです。あたり前を疑い、課題を見出し解決していく。法学部で身につけた視点や思考力で、レール管理の安全性や正確性をさらに高めていきたいと考えています。会社のため、そして地域のためにできることは、ほかにもいろいろあると思います。これからも自分の仕事に誇りを持ち、より高い次元で自分の使命を果たしていけるように行動していきたいと考えています。

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