大学広報
University Public Relations

活躍するOB・OG

私にできることは、みんなの背中を精いっぱい押し続けること。
小林 加奈
人間環境学部 人間環境学科 2009年卒業
福山市役所 観光課

市民一人ひとりが抱える要望に耳を傾け、活気あるまちの実現をサポート。

まちや人と向き合い、自分を高めてきた7年間。

広島修道大学を卒業したあと、私は以前住んでいたことのある福山市に久しぶりに帰ってきました。当時は福山市が、「100万本のばらのまち福山」の実現に向けて動き出したばかりの頃。これから福山を盛り上げていこうと、市民や各種団体、行政が気持ちをひとつにした時期でした。そんなとき、市役所に入庁したばかりの私はというと、想像以上の仕事量をこなすことに精いっぱい。正直言って、地域のことを考える余裕はまだありませんでした。はじめの3年間は「協働のまちづくり課」に所属し、自治会の方々と密に連携しながら地域の課題解決に取り組み、次の4年間は市民課で市役所の庶務を担当し、事務や窓口対応に携わってきました。当然のことですが、このまちには老若男女さまざまな方がいて、それぞれが異なる要望を抱えています。福山市をより良くするには、一人ひとり異なる要望をきちんと理解するだけでなく、理想の実現のために市民の皆さんと協働する必要がある。そう改めて実感しながら、自分を磨き続けた7年間でした。

背中を押し、支えていく。それが私の地域貢献。

入庁から8年目の2016年4月1日、私は市制施行100周年の年を盛り上げる「100周年事業推進室」に異動。市民や行政で企画したイベントを、準備段階から当日の裏方業務まで全面的にサポートする活動に取り組み始めました。最初の大仕事は、ばらの日の5月21日。この日、福山市は「100万本のばらのまち福山」をついに達成! これを皮切りに、100周年事業は一気に盛り上がっていきます。さまざまなイベントが企画・実行される中、私はラジオに出演してイベントをPRしたり、司会としてイベントに貢献したり、市民の皆さんとともに100年に1度の瞬間を何度も経験。その度に、活気あふれるまちの姿を見てきました。とくに盛り上がったイベントは、地元のよさこい団体が中心になり開催した「ふくのやまよさこい」。市民が考えた企画を行政が全面的にバックアップし、多くの人が楽しめるイベントとなりました。この1年で確信したのは、私にできることは市民一人ひとりの想いを引き出し、実現に向けて彼らを支え続けることだということ。市民と行政が手を取り合い、心をひとつにできたとき、はじめて地域を動かす力が生まれるのだと感じました。私はイベントの司会など、人前で話すことが得意だとわかったので、今後この強みを地域のために役立てていきたいと考えています。福山市を誰もが愛するまちにするために、これからも自分に何ができるのかと市民目線で考え続け、力を尽くしていきたいです。広島修道大学を卒業してからの9年間を振り返ると、修大で培った「相手の立場になって考える力」「みんなの声を受け止め応える力」が私を成長させ続けてくれたように感じます。皆さんも広島修道大学で学び、社会で成長を続けながら地域に貢献できる人をめざしてください。

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