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学部長挨拶

人文学部長 市川薫

広島修道大学人文学部のホームページにようこそ。
人文学とはありとあらゆる人間の営みの研究を通して、「人間とは何か」という本質的な問いに答えようとする学問です。
なぜ、そのような学問が生まれたのでしょう。おそらくそれは、人間が「言葉」を持ったことに起因します。なぜなら、人間は言葉を持ったことで、自らもその一員である人間そのものについて客観的に考察し、その内容を表現する衝動に駆られたと考えられるからです。その意味で、人文学の歴史は、人間が言葉を持って以来の歴史だといっても良いのかもしれません。広島修道大学人文学部では卒業論文(研究)を必ず書かなければいけないのですが、これも、言葉による表現(コミュニケーション)が人文学の本質に関わるからに他なりません。
「ありとあらゆる人間の営み」を研究対象とするわけですから、人間に関心を寄せる人にとってこれほど魅力的な学問領域はありません。いかついテーマからサブカルチャーまで、皆さん一人一人の興味や関心の数だけ研究テーマは存在します。人文学というと、いわゆる実用性に乏しい学問のように考えられがちですが、人間の営みの研究を通して人間とは何かについて考えることこそ、実は、もっとも「実用的な」恩恵をもたらしてくれるのではないでしょうか。
広島修道大学人文学部、ここは「人間」の関心を寄せるすべての人に開かれた場所です。

人文学部長 市川薫