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商学専攻(博士課程)

 経済学や金融の基礎理論を踏まえ、流通、マーケティング、貿易、金融、保険、交通などの個別企業によって展開されているさまざまな現実の経済活動を研究します。実証的あるいは理論的に、また、政策面あるいは歴史面から研究し、この分野における高度な専門的知識を有する人材を養成します。各自の考え方を尊重しながら自由に討論し、一人ひとりに緻密な指導を行っています。

教育の内容

1.教育課程の編成方針

博士前期課程における教育課程の編成方針を以下の通り定めています。
① 商学に関する豊富な授業科目を設置するとともに、きめ細かな研究指導体制を構築する。
② 商学に関する専門知識と課題探求・解決能力を体系的に身につけるために、「商学研究科コース」として、マーケティングコース及びビジネスエコノミーコースを設ける。
③ 新入生を対象として導入科目を開講し、スムーズな勉学ができるよう支援する。
④ 社会人が学びやすいように、夜間にも開講し、修士論文コースに加えて課題研究論文コースを設置する。
⑤ 商学に関する高度に専門性を有する職業に必要な能力の修得ができるよう、実務者講義及び実習科目を配置する。
⑥ 柔軟かつ効率的な学修を可能とする長期履修制度及び一年修了制度を採用する。
⑦ 複数研究科の効率的な修了を可能とするダブルディグリー制度を採用する。

 また、博士後期課程における教育課程の編成方針を次の通り定めています。
① 商学に関する高度な専門知識をさらに深化させるため、きめ細かで一貫した研究指導体制を構築する。
② 論文作成支援のため、提出に先立ち論文指導委員会を設置し指導を行う。

2.授業科目の内容

上記の教育課程の編成方針に基づき、博士前期課程では、流通論、マーケティング論、マーケティング・リサーチ、交通論、保険論、日本経済史、国際金融論、金融システム論、アジア経済論、地域産業論、観光論に関する研究指導を開講し(2015年度)、また多様な講義科目を設置しています。
 導入教育のために「商学研究」を1年次前期に配置し、スムーズな勉学ができるように支援しています。高度に専門性を有する職業に必要な能力を修得できるように、第一線で活躍する実務のスペシャリストによる「マーケティング演習」や「ビジネス・エコノミー演習」などの実務者講義を開設しています。また、「海外インターンシップ」などの実習科目も配置しています。
 今日の商学分野におけるグローバリゼーションの進展に伴い、異文化圏の理解は不可欠なものとなっています。「外国文献研究Ⅰ」「外国文献研究Ⅱ」「国際コミュニケーションⅠ」「国際コミュニケーションⅡ」から2科目以上を履修することを修了要件としています。
 博士後期課程では、流通論、マーケティング論、マーケティング・リサーチ、交通論、保険論、日本経済史、国際金融論、アジア経済論に関する特殊研究指導を開講しています(2015年度)。指導教員が必要と認めた場合は、講義科目(特殊研究)を履修することができます。

3.履修モデルの一例

(博士前期課程:マーケティングを研究する場合)

1年次
2年次
修了要件



研究指導(4単位)研究指導(4単位)8単位30



外国文献研究Ⅰ
外国文献研究Ⅱ
国際コミュニケーションⅠ
外国文献研究Ⅰ
外国文献研究Ⅱ
国際コミュニケーションⅡ
2科目
4単位以上











流通論研究Ⅰ(又はⅡ)
マーケティング論研究Ⅰ(又はⅡ)
マーケティング・リサーチ研究Ⅰ(又はⅡ)
消費行動論研究Ⅰ(又はⅡ)
消費生活論研究Ⅰ(又はⅡ)
マーケティング演習
(1年次に履修できなかったもの)



商学研究
リスクマネジメント論研究
保険経営論研究
日本経済史研究Ⅰ(又はⅡ)
地域産業論研究Ⅰ(又はⅡ)
経営学原理研究Ⅰ(又はⅡ)
中小企業論研究
商学特講(中小企業ビジネス講座)
その他の講義科目
(注)研究指導以外の授業科目は、各2単位です。

学位授与

 博士前期課程において、修士論文を提出する場合には、研究指導8単位、「外国文献研究Ⅰ」「外国文献研究Ⅱ」「国際コミュニケーションⅠ」「国際コミュニケーションⅡ」(各2単位)からの4単位以上を含め、授業科目30単位以上を修得し、修士論文の審査および最終試験に合格すると修士(商学)が授与されます。
課題研究論文コースを選択した場合(社会人学生のみ対象)は、課題研究4単位、「外国文献研究Ⅰ」「外国文献研究Ⅱ」「国際コミュニケーションⅠ」「国際コミュニケーションⅡ」(各2単位)からの4単位以上を含め、授業科目34単位以上を修得し、特定課題研究論文の審査および最終試験に合格すると修士(商学)が授与されます。
 博士後期課程においては、特殊研究指導を12単位修得し、博士論文の審査および最終試験に合格すると博士(商学)が授与されます。

 近年の修士論文のテーマには、次のものがあります。
・「中国におけるネット通信販売市場の課題と問題~日中の比較を通して~」
・「航空の規制緩和とLCC」
・「インドの金融改革と銀行間競争~地場銀行と外国銀行~」

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