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国際政治学専攻(修士課程)

国際化の進展に伴い、中国・四国地域における国際政治を対象とする高度な教育研究機関の設置を求める社会的要請に応えて開設された大学院が、国際政治学専攻です。
国際政治学専攻は、地域に開かれた大学院として、国際政治学や国際地域研究のみならず政治学や行政学について高度な専門教育を行い、国際化する地域社会のさまざまな分野に貢献する人材の育成や研究者の養成を教育目標としています。
これまでの国際政治学専攻修了生の進路は、公務員・団体職員、進学・留学、民間企業就職、教員、地方議員などとなっています。そのなかで、マスコミ関係への就職者や公務員が多くみられます。

教育の内容

1.時代のニーズに応える豊富な科目
授業科目は、基幹科目と関連科目に分けられます。基幹科目には国際政治学の基本科目に加え、広島という地域を考慮した国際関係・平和研究、地域研究、比較政治研究などを、関連科目には国際経済、国際法などに関するものを設置しています。これらの科目と演習(事例研究)を組み合わせることで、自由かつ系統的な課題研究が可能となるよう配慮しています。

2.学修目的に応じた2つのコース(修士論文コース・演習コース)
国際政治学専攻には、学生の学修目的に応じて、修士論文コースと演習コースの2コースを設置しています。修士論文コースは特定の課題研究を持つ学生や研究職を志望する学生を対象として修士論文の作成に向けて研究を行うものです。他方、演習コースは専門職に必要な高度の分析能力を養うことを目的に幅広く学修することを目指すもので4本の演習論文を作成します。

3.社会人や留学生の学びに配慮
社会人や外国人留学生の便宜をはかるために、前期(春学期)と後期(秋学期)の2回の入学・修了制度を採用しています。また、社会人の学びやすさに配慮して、夜間授業と集中講義を開講するとともに、3年または4年の修業年限を選択して計画的に履修することのできる長期履修制度を導入しています。

学位授与

修士論文コースでは、2つの演習の4単位分を含め30単位以上を修得し、学位論文の審査および最終試験に合格すると修士(国際政治学)が授与されます。
演習コースでは、4つの演習8単位分を含め34単位以上を修得し、最終試験に合格すると修士(国際政治学)が授与されます。
なお、修士課程の標準在学年限は2年ですが、大学院で優れた業績を挙げた学生は、1年の在学期間で修士の学位を取得できる1年修了制度を導入しています。また、3年ないし2年で、国際政治学と法学の修士学位が取得できるダブルディグリー制度を設置しています。

近年の修士論文・演習論文のテーマ(抜粋)には、次のものがあります。

<修士論文>

  • 「90年代以降日中の地方行政改革モデルに関する比較研究-日本の『平成の大合併』と中国の『省管県』を事例として-」
  • 「地方紙の報道と世論-中国新聞の五輪招致報道を素材に-」
  • 「平和宣言に見る広島市長と平和行政-荒木・平岡・秋葉市政期を素材にして-」
  • 「構築過程にみる育児休業制度の目的-育児休業制度は労働対策か少子化対策か-」
  • 「日本大衆文化開放に関する韓国の言論報道の考察」
  • 「国際規範の受容と国内政治-女性差別撤廃条約署名の決定過程-」


<演習論文>

  • 「イラク戦争の検証と評価」
  • 「オバマ政権の核政策-歴代政権との違いに着目して-」
  • 「日米のソフト・パワー比較」
  • 「中国残留孤児問題を巡る集団訴訟と日本政府の対応」
  • 「広島・安野発電所への中国人強制連行と国際法違反問題」
  • 「地球温暖化問題における地方自治体の国際的連携」
  • 「紙メディアとしての新聞は生き残れるか」
  • 「レバノンの国民統合を阻む宗派主義体制-内戦とその後-」

取得できる資格

中学校教諭専修免許社会および高等学校教諭専修免許公民が取得できます。

在学生の声

■石井 陽一郎さん

大学院への進学を考えたのは4年生の時です。2013年に江田島で起きた中国人実習生による事件をきっかけに、外国人技能実習制度の問題について考えたく、大学院への進学を決めました。

入学して現在、制度の実態を知るべく、実習生に接触するために、広島各地域の日本語教室を訪れ、取材活動を行っています。しかし、なかなか実習生が働く現場に足を踏み込めないのが現状です。残りの修了までの期間、就職活動と並行しながら、日本の企業を支える実習生の実態についてさらに迫りたいと思っています。修了後は外国人労働者・移住者の支援ができる職業に就くことを目標としています。

大学院は、目的を持つことと努力次第で自分のやりたい事ができる場だと感じています。授業は、学生が自分の研究に集中できるような適度な授業数となっていて、どの授業も少人数のため、内容の濃い充実した学習を行うことができます。本大学院には、優しく熱心な先生がたくさんおられます。学ぶ意欲があればあるほど、専門的な指導を受けられます。大学院では学部以上に自分を大きく成長させることができるのではないかと思います。

■金 雪徽さん

私が修道大学の大学院に行きたいと決意したのは、学部生の時、約10ヶ月間修道大学の交換留学生になったことがきっかけでした。
幼い頃から日本にとても興味があって、韓国の大学に通っていた時は日本学を専攻して日本について勉強しましたが、日本に留学をしてからは日本だけではなく、様々な国に関しても興味をもつようになりました。当時、国際関係については知識が薄かったので、様々な国や国際関係ついてもっと勉強したいと思いました。また、日韓関係が冷え込んでいるなか、日韓関係について研究する必要があり、また、現在の国際社会において、日本からみた国際関係について勉強するのはとても意味があると思いました。そのため、修道大学の大学院法学研究科に進学することにしました。

大学院に進学してよかったと思うのは、授業で皆と現在の話題について討論し、お互いの意見を交わすことによって視野を広げて考えられることです。特に私は留学生なので、韓国のことや韓国からの考えを皆に伝えられるだけではなく、日本人の考えも分かるようになり、大学院でのやりがいが感じられました。
そして、本学には、素晴らしい先生方や職員のみなさん、高い知識を持っている先輩方が多くいます。入学直後は授業の内容や生活が学部のときと全く異なり、心配ばかりしていましたが、優しい先生や院生の方々に支えられ、大学院の生活にだんだん慣れていくことができました。大学院での経験は今後自分がどのような道に進むべきかを考えさせてくれました。本学で専門的な知識を身につけ、今後、仕事において役に立てたいと思っています。

修了生の声

■池田 雄さん

私が大学院進学を考え始めたのは、学部3年生の頃でした。就職活動という人生の大きな節目を目前としていたその頃、私は大学院進学と就職活動を天秤にかけていました。早く就職して仕事がしたいという気持ちも強かったのですが、マスコミに関心があったので、将来の自分像を描いたとき、今は大学院で専門知識を身に付けるほうが大きな財産になると考え、進学を選択しました。
入学すると、予習の量も学部の頃とは比較にならない程膨大になり、閉館時間まで図書館に籠る生活が始まりました。しかし、それを「苦労」だと感じたことなく、充実した毎日でした。大学院は、親身になって支えてくれる先生や職員の方々がおられるうえに、自分の取り組みたい研究や学びたいことを存分に学べる環境が整っています。

■中山 結さん

広島で生まれ育ち、学校での平和教育や国際交流関係の活動を経験していた私は、広島の大学で国際関係や平和学について学びたいと思い、国際政治学科に入学しました。学部では、教職課程と並行しながら国際政治について興味・関心のある授業や演習を履修しましたが、より詳しく専門の研究を行いたいと考え、国際政治学専攻に入学しました。
進学のきっかけとなったのは、5年プログラムです。当時はまだ進学を考えてはいなかったのですが、最終学年をより有意義に過ごそうと思い、大学院授業を履修しました。当然のことなのですが、やはり学部とは授業スタイルもテキストの内容も進め方も異なりました。使用する論文がすべて英語で書かれていたり、「演習」ではない授業もすべてが少人数で、授業によっては毎回発表者になったりするということもあって、より高度な内容の研究が行えるということを実感しました。
学部の卒業研究では紛争予防をテーマにしていましたが、修士課程では広島市の平和事業についての修士論文を作成しました。

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