キャリア教育

インターンシップ体験報告

インターンシップについて

和泉屋 繭さん

商学部経営学科

インターンシップ先:税理士法人安部事務所
研修日:2015年8月31日~9月11日(実働10日)

実践を通じ 将来のビジョンをより確かに

 私が税理士法人安部事務所でのインターンシップを志望した理由は、将来の夢である税理士の本質や業務について、実際に会計事務所で働き、座学や書籍だけでは得られない知識と経験を積みたかったからです。また、安部事務所は実習期間が他のインターンシップ先に比べ長く、より多くのことを学べると考えました。さらに、大学とは違う、会社の“異世代との縦社会”という環境でコミュニケーションを実践することで、人間的にも成長したいという意識をもって実習に臨みました。

 この10日間で私は多くのことを経験しました。
 まず、実習中は所内業務を中心に会計業務に携わり、勉強と実務の相違点や、仕事をする上で重要なことを学びました。中でも記帳代行では、取引内容に応じて勘定科目を選択する時にどの勘定科目を使用するのか分からないことが多く“知識”と“実務”のギャップに困惑しました。例えば、「贈答品」は接待交際費かサービス費かで悩み、「衛生費」など新しい勘定科目に戸惑うなど、座学で得た知識を実務に反映させることの難しさを経験しました。

 次に学んだのは、社内でのコミュニケーションの取り方とその重要性です。気持ちの良い挨拶、仕事を教えてもらうことへの感謝、与えられた仕事に真剣に取り組む姿勢、ミスを防ぐための意識や「報・連・相」の徹底など、チームの一員として仕事に取り組む上で大切なことは、コミュニケーションやビジネスマナーで相手への敬意や思いやりを表すことであると学びました。

 それから、巡回監査で関与先に伺い、これまでの所内業務だけでは見えなかった業務やお客さまの存在を実際に見ることで、“現場でしか感じられないこと”を学ぶことができました。例えば、私が入力したデータが経営助言を行う上での業績予測や改善対策に使われるのだと知り、常に仕事の“先”にあるお客さまの存在を考えることが大切だと感じました。また、関与先の方が経営の苦しさに頭を抱えている姿や、税理士の方々を心の底から信頼している姿を見て、会社経営の苦しさや税理士の責任の大きさを重く感じました。そして、お客さまにとって身近な相談相手となり、関与先の健全な発展に向かって全力になることが税理士の本質であり、私の目指す税理士の姿であると強く感じました。

 各会計事務所にそれぞれの特色や強みがあると思います。来年もインターンシップに参加し、色々な事務所を見て、私が目指す税理士像や働きたい事務所など将来のビジョンをより明確にしたいと考えています。そして、大学生活でも今回の実習のような学びと成長に繋がる経験を得ていきたいです。

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